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そんでもって、本作。大嘘ぶっこいているところがあります。
あえて社名は出していませんが、赤い方の航空会社。
秋良がひよこだった頃は多分ですが、
長崎へは飛んでいません。
各航空会社はその昔、明確な区分けができていました。
国際線は赤い会社限定。
国内線は青い会社。
赤い会社は主要幹線(羽田、千歳、伊丹、福岡…だったと思う)限定で
国内を飛んでましたが、
地方は青い会社ともう一社が就航してたんですね。
赤い会社は運航できなかったのです。国際線を独占してたからね。
秋良が長崎便でしくじれるはずがないのであります。
多分、羽田から長崎へ飛ぶ便は…なかったはずです。
さて。
追い風1000kmは、何度も書いてすみません、
2014年3月に日本のエアラインから退役する747、
通称ジャンボジェットへのオマージュ作品です。
そうなってしまいました。
2013年10月より12月まで、
かつて就航していた路線へ1往復限定で『里帰りフライト』が決まった時、
その初便へ勢いで予約をし、これが最後と決めて搭乗したんですが、
結局、その里帰りフライトをあと2カ所追加したんです。
10月は函館、11月に広島、12月には長崎。
思えば、初めて乗った飛行機が747。
初めて海外へ飛んだのも747。
初めての長距離フライトも747と、
私をお初の土地へ連れていってくれたのはいつもジャンボジェットでした。
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