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｢…わかんねぇ、わかんねぇんだ。
でも、ほっとけないし助けてやりたいし、守ってやらなきゃって思うのは事実なんだ。
何なんだろうな？
昨夜相沢と会って、帰りは家まで送るって言ったんだ。
相沢は近所で降ろしていいって言うから、途中まで送って近所で降ろしたんだけど。
そしたらあいつ、ﾅﾝﾊﾟ野郎に絡まれて、泣きそうになりながら電話で助け求めて来たんだ。
急いで戻って野郎払ったんだけど、そしたら『ありがとう』って言いながら泣き出しちゃって。
守らなきゃって思ったのは、その件がきっかけのような気もしなくもないんだよな…｣
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