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「あー、何かヤバイ」
「か、づきさん……? 何が……?」
「一志が好きすぎてヤバイ」
「そんなの、俺だって……ぅあっ!」
俺も香月さんが好きだ、そう言おうとしたのに途切れたのは、香月が腰を揺らしたから。
「ぁっ、あっ……かづき、さんっ……!」
「一志っ……!」
腰の動きがどんどん早まり、俺のイイ所を狙って突いてくる。
その間に勃ち上がった俺のモノが香月さんの腹に擦られて。
「やっ……もうっ、イくっ!」
香月さんのガッチリした身体にしがみつきながら、俺は勢い良く自分の腹の上に欲望を吐き出した。
「かず、しっ……!」
ぼんやりした視界の中、香月さんが眉間に皺を寄せてギュッと目を瞑っているのが見えて。
あぁ、やっぱりこの人が好きだな。
じん、と胸が熱くなった。
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