94人が本棚に入れています
本棚に追加
「一志ー、構ってー」
集中だ、集中。
とりあえずこの英語の文法を覚えて……。
「なぁ、一志……」
香月さんの声がすぐ耳元で聞こえるのは無視だ。
平常心、平常心。
「構ってくんないなら、勝手にするからな?」
もう勝手にしてくれよ。
そしたら俺も勉強に集中出来るし。
黙々とノートに英文を書き写していると、香月さんの手が俺の下半身に伸びてきた。
「なっ……何してんだよ!」
「一志は勉強に集中してなって」
「はぁ!?」
ジーンズの布越しにソコを擦られて、ピクリと肩が揺れる。
ホントに何してんだ、この人!
「香月さんっ……触んなって」
「ほら、一志。勉強、勉強」
顎でノートを示しながらも、香月さんの手は止まらない。
それどころかジーンズのファスナーを下ろし、下着の中にまで手を差し込んできた。
.
最初のコメントを投稿しよう!