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「ダメっ……だって! 香月さんっ……」
ここまでされて勉強なんか出来る筈が無い。
「あっ……香月っ……さん……」
最早勉強なんかどうでもいい。
ヤバイ、イく。
思考がそればかりになって、快楽に流され。
「はなしっ……出るっ……!」
限界を訴えたと同時に俺は香月さんの口の中に吐き出してしまった。
「久しぶりだから、いっぱい出たな」
顔を上げた香月さんがゴクリと喉を鳴らしてソレを飲み込む。
それからペロリと口唇を舐めるから、その色っぽい仕草にゾクリと腰が疼いた。
絶対煽ってんだろ、それ。
「香月さん……」
香月さんの首に腕を回して引き寄せる。
キスをして香月さんの口唇の隙間から舌を差し込むと、すぐに香月さんも舌を絡め返してくれた。
「ふぅっ、んっ……苦い……」
「そりゃ、一志のを飲んだばっかりだからな」
コツンと額を合わせて間近で見えた香月さんの顔は、余裕の笑みを浮かべている。
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