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その余裕の笑みを崩したい。
負けず嫌いの気持ちがムクムクと湧き上がる。
「香月さん、俺にもさせてよ」
香月さんの目を真っ直ぐに見つめたまま香月さんの下半身に手を伸ばすと、思惑通りといった感じで香月さんが舌舐めずりをしていた。
服を脱いでベッドに上がる。
すると香月さんが「俺も」と妙な事を言い出した。
「俺も、って?」
「いいから一志はここに寝て」
首を傾げながらも香月さんの指示通りに布団の上に横になると、香月さんも俺の足元の方に頭を向けて横になる。
そして再び、俺のモノに口付けてきた。
俺も、ってそういう事か。
横向きで寝転んだまま、俺も目の前で主張している香月さんのモノに舌を這わせる。
お互いにお互いのモノを舐め合い、その動きがまるで連動しているようで。
「んふっ……っ……」
快感に吐息を漏らせば香月さんも同じように吐息を漏らして、咥えられた俺のモノに息が当たる。
「はっ、香月さんっ……!」
しばらく同じような動きをしていた香月さんの舌が、俺の太股を開いて奥まで移動してきた。
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