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香月さんも俺が何をしようとしているのか解ったらしい。
「してる顔、見せて」
ギラついた目でそう言うから、俺は真っ直ぐに香月さんを見つめたままローションの付いた指を後ろに這わせた。
「んっ……」
指一本ならすぐに入る。
中を広げるように指を動かしながら二本目の指を入れた所で、香月さんの視線に耐えきれずにギュッと目を瞑った。
「はぁっ……っ……」
目を瞑っても香月さんの視線が俺の顔に向いているのが解る。
それでも必死に指を動かして中を解していると、香月さんが短く息を吐く音が聞こえて。
「ヤバイって、一志。その顔エロすぎ」
「んむっ……んっ……」
噛みつくようなキスをされた。
「ふぁっ……ぁっ……んっ」
クチュクチュと舌が絡み合い、香月さんの手が入り口を解す俺の手に重なる。
そして中を広げる俺の指に添うように、香月さんの指も中に差し込まれた。
「ぅあっ……香月さっ……んっ……」
「一志、もっと奥」
「な、何がっ……」
「自分じゃ解んねぇだろ? ……ここ」
香月さんの指に誘導されるように奥まで埋め込まれた俺の指が前立腺に当たり、ビリビリと身体が痺れる感覚に震える。
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