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「だろ!
これでまた嘘じゃないってわかったろ?
ところで何見てたの?」
「アクセサリー見てたんだぁ」
ショーケースに目をやると、キラキラ輝くピアスやネックレス、指輪がたくさん並んでいる。
女の子なら誰もが身につけたくなるようなものばかりだった。
ショーケースを見つめる桜の横顔を見て、哲平は何かに気がついた。
「そういや相沢ってピアスしてないの?」
「うん。
昔はつけてたけど、合わない体質みたいで今はもうつけてないんだ」
「へぇー。
それもまた大変だな」
「そうなんだよね…
でも指輪やネックレスは大丈夫だから、たまにつけるよ」
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