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『そうか、若いのに大変じゃな。
ワシに出来る事があれば、いつでも
此処に来なさい。』
と白髭のおじいさんが言った。
『ありがとう、おじいさん。
あ、そうだ・・今度、店においでよ。
はい、サービス券あげる。』
とサトルが白髭のおじいさんに渡した。
『なんだね?この紙切れは?』
とサトルに聞き返した。
『サービス券だよ、特別だからな。
その代わり、俺がいる時にしか使えない
から。』
とサトルが言った。
『そうか、わざわざすまんな。
時間あったら、飲みにいくぞ。
さて、ワシは帰るとするか。』
『もう、帰るのか?だったら、俺が
送るよ。
そろそろ、店に帰らないと店が込むから
ね。』
とサトルが言った。
『ほほほほ、優しいの。』
と白髭のおじいさんが笑った。
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