第2話 謎の客

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その衝撃で小柄な男は、倒れ込み 『いてーな、チキショウ!!! ん?口のあたりが痛い?』 と言い服の中から小さい鏡を出して 自分の顔を写した。 『アズサ、怪我は?』 『大丈夫、ちょっと服が乱れたけどね。』 『良かった。』 『それと、アイツ手鏡持ってたんだ? ナルシストだな、完全に。』 とアズサが言った。 小柄な男が突然、無口になり店の外に いなくなった。 『諦めたのかな?』 『さあ、応援でも呼んだんじゃないの?』 『まさか、勝てないから?』 とサトルが言った。 すると、それに反応し 『そうだよ、糞野郎!! お前ら、よくも自慢の顔に傷を付けて くれたな。 おい、入ってこい!!!』 と小柄な男が大声で叫ぶ。 ドーーン、店のドアが倒れ出てきたの かなりの大男。 『うわぁ、アズサなんかヤバそうなのが 来たね。』 『うん、そうみたい。』 と言うと 『命乞いしても許してやらないからな!? 覚悟しろよ、お前ら!?』 と小柄な男が言った。
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