第1話 記憶喪失

4/9

1人が本棚に入れています
本棚に追加
/27ページ
「この声は、もしかして・・・・ あ、マスターだ!!!やばい、殴られる」 とサトルが言うと 「マスター??誰だよ、サトル?」 とアズサが聞き返した。 すると、サトルが 「ここの店長だよ、そんで俺の元担任らしいけどな。」 と答えた。 「そうか、お前の後ろにいる人がマスターって人か?」 とアズサが言った。 「え?・・・」 サトルが驚いて振り向くとマスターと 呼ばれている政之が立っていた。 「サトル?お前、何で喧嘩したんだ?」 と政之がサトルに言った。 「マスター、アズサが顔に水をかけてきたんですよ!?」 と言った。 「ほう、そうなのか?」 とアズサに視線を向けた政之。 アズサもその視線が自分に向いている と気づくと恐怖を感じた様子で 「はい、すみませんでした。」 と素直に謝った。
/27ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加