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「皆さん、お休みのところ、申し訳ありません。
今から大ホールにお集まり下さい。」
警察からのアナウンスがあるまで、1度も目覚めることなく寝ていた。
「よく寝た。
やっと、身体が元に戻った気がする。」
克が、大きく伸びをしながら言った。
「美咲は、大丈夫?
体調良くなった?」
無理やり鬼にされたせいで、心にも身体にも、すごいストレスを抱えていたはず。
「うん。まだ少し疲れが残っているけど、大分良くなったよ。」
「良かった。
私も足がまだ痛いけど、疲れはほとんど取れたよ。」
「さあ、大ホールへいくか!」
「ダメ!ちょっと待って。
化粧をさせて。」
私と美咲は、慌てて髪を直し、化粧をした。
克とのりは、女ってめんどくさいな。と笑っている。
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