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出撃
魔の孤島と共存する特殊な環境の中、強力な軍事力を必要とする。ヴァリス聖王国には、三つの騎士団が、存在していた。
貧民街や流れの戦士を中心に組織された。
火蜥蜴(サラマンダー)の紋章を持つ傭兵団
厳しい実力試験を経て登用され
ヴァリス聖王国の主戦力でもある。
一角獣(ユニコーン)の紋章を持つ白の聖騎士団
貴族の嫡子を中心に組織されている。
王の護衛を最優先に組織された。
金獅子(ライオネット)の紋章を持つ近衛兵団
この三騎士団が、王国を支えているのだが…近衛兵団は、プライドが高く傭兵団を軽んじトラブルに発展する事が多かった。
ヴァリス聖王国の国王は、高齢であったが聡明な人物であり、其々の騎士団を平等に扱っていた。
その事が貴族には不満であったが…国王に逆らえず、絶妙なバランスの中で、均衡が保たれていた。
更に国王の不安は尽きず…様々な問題が発生していた。
その1つが、最近ヴァリス周辺で、頻繁に発生する地震であり…
地震の発生と時同じくして…魔物が、活性化し深刻な被害をもたらしていた。
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