ナオトークという名のあとがき

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 夜の宴会や結婚式など、少しだけお洒落にしていけば、  食いついてくれる人は結構います(^ω^)  しばらく結んでないから、今は上手にやれないだろうな。  香坂の様に、向かい合った状態ではまず無理(´゚∀゚`;)  出来るお洒落が限られているスーツだからこそ、  ビシッと着こないして欲しいなぁと、個人的には思えど。  よれよれのネクタイで結んで、よれよれのスーツで歩く、  ビジネスマンを見ると、勿体無いなぁと哀れんで、  見てしまいます。  ビシッとしたところに、ちょっとだけ隙があるくらいなら、  まぁいい。可愛いといっておこう(個人的な見解ですが)  しかしびしっと、着こなしているのに、  例えば3つボタンのジャケットを着ていたとして。  全部を留めていたりしたのを、目撃したときは、  残念だなぁと眺めておりました。  基本、下のボタンは飾りなので、  留めないのが原則となっております(男性だけね)  椅子に座ったときは、ボタンを外して、  スーツの型崩れを防ぐのがマナー。  ニュースなんかでその場面を、よく見ます。  スマートにこなしている、外国人は手本になるかも。  実際に、子どもが小学生のとき、  赴任してきた新任の先生が三つボタンを全部留めていて。  成人して8年も経つのに、そのまま成長しちゃったのねと、  PTA席から見ていたら、隣にいた事務員のおじさんに、  そっと声をかけられた。 「ねぇねぇ、尚史さん。あれどう思う?」 「あれって、どれ?」 「ほらほらぁ、あの新任。スーツのボタン!」 「ああ……性格的に全部留めたかったんじゃねぇの?」 「指摘してやって下さいよぅ、PTAとして」 「イヤだよ。子どもとの接点もないのに、  いきなりしゃしゃり出るの。そっちこそ、  同じ職員として、言ってやればいいしょ」
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