01.はじまりの軽音部

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「あーそうですかー」 へらっとしながら答えるのが精一杯。 穴があったら入りたいって、こういう時だと痛感。 「では失礼しま…」 私が逃げようと頭を下げかけた時、 「友達だったら、なるけど」 え。 今、江月君友達になるって言ってくれたの!? 「ホントですか!?」 私は顔を上げた。 「友達でもいいなら、ガラケーかスマホ今ある?」 「あ、は、はい! あります!」 でお互いスマホを出して赤外線通信。
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