ダンディーな先輩

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それから1年後、僕は高校に入学した。 高校1年生の夏のある日、僕宛にハガキが届いた。 先輩からだった。 先輩は、最近の自分の様子を伝えてくれた。 文章は楽しそうで、先輩から話しかけられているような、懐かしい感覚を思い出した。 このハガキで、僕はまた先輩から元気をもらった。 文面の最後には「ダンディーな先輩より」と書いてあった。 僕は、さっそく返事を送った。 この日から、先輩と僕の文通が始まった。 先輩からの手紙は、いつも楽しくて、僕は中学の時と同じように、先輩から元気をもらっていた。
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