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タユラがユウマと守り玉の間に割り込み叫んだ。
目を見開いてビシッと神様を指さす。
「神様!簡単に願い事を受けようなどと!守り玉に優しすぎやしませんか?」
「……タユラさん」
彼女の言葉に守り玉達はしゅんっと下を向いてしまった。
明らかに怒っているタユラをユウマはクスリと微笑んだ。
「大丈夫だよ。守り玉達が嘘付くわけないじゃん」
それもそうだ。
嘘をつきそうな感じもない。
愛衣は守り玉に近づいた。
一瞬、守り玉は怯えたがすぐにじっと愛衣を見上げた。
「守り玉さん、用件はなぁに?」
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