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驚く愛衣をタユラは大丈夫よ!と言ってなだめる。
すると男性の頭が左右に動き出しやっと愛衣の方へゆっくりと振り返った。
「初めまして」
半目でぼうっとした表情から柔らかな微笑みに変わる。
その仕草に愛衣はドキっとした。
「……は、初めまして」
サラサラの茶色い髪を揺らし、男性はベッドから降りる。
「君が、愛衣さん?」
愛衣は男性を見上げる。
この人が神様?あの社の?どこにでもいそうな男性。
愛衣は疑問を抱きつつも一つお辞儀を返した。
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