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神様、とは言っても普通の男性に見える。
宙に浮いている訳でもなく、不思議なオーラが漂っている感じはない。
テーブルを挟んで愛衣の目の前に座る神様。
「えーと、神様、名前を」
「ん?名前?」
「愛衣様に教えるのだ!」
幼い姿に戻ったタユラが神様を怒る。
異様な光景にまだ愛衣の頭の中はぐちゃぐちゃだ。
「僕はユウマ。君が毎日来てくれる社の神様なんだ」
それで、とユウマは続ける。
「凄くお世話になるけどよろしくお願いします!」
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