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「愛衣様、神様がお腹を痛めたとかいう話、聞きます?」
正座に座り直しタユラは愛衣を見上げる。
ん、確かに、と愛衣は納得。
「タユラ~、別にいいじゃん!」
愛衣のベッドの上でもぞもぞと動きながらユウマはこちらに顔を向ける。
「よくありません!神様、今日は社に行くって決めてたでしょう?」
「……そうだけど……。もう少し遊びーー」
「いけません!怠け者の神様は嫌われますよ?」
「うぅ……」
プンスカと怒るタユラ。
しかし、愛衣はため息をつくと、ユウマに微笑んだ。
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