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「ユウマ、社に行こう!タユラさんもいるんだし!」
「愛衣が言うなら……」
「むぅ!?」
素直になるユウマ。
タユラは眉を片方上げてじっとユウマを見上げる。
どうしてこんなにも態度が変わるのか……。
もしかしたら愛衣様には特別な何かが?
「早くいこー」
いつの間にかベッドから出ているユウマから急かされていた。
「神様!愛衣様の準備が終わるまで世間のことを学びましょう!」
「え!タユラの教え方嫌だ」
「わがまま言わないで!さー!」
早めに着替えてちょうだい!とタユラは愛衣にウインクをする。
彼女はわかったのか、親指と人差し指で丸を作り了解サインを出した。
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