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「またカマキリ来ないかな」
草むらを見つめながらそこへ突っ込んでいく神様。
急いで愛衣とタユラは引き戻す。
「ユウマ!危ないでしょ?」
「神様たるものが!何をするんですか!」
「タユラみたいに愛衣を守ってみたいから」
ま、守る?
その言葉が愛衣の頭の中に浮かび、少し恥ずかしくなる。
ユウマは当たり前のような言い方だったけれど……。
神様って恥ずかしさとかないのかな。
「愛衣?」
不思議そうにユウマは愛衣の顔を覗いてきた。
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