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「二人共ー!早くきてー!」
社の前でタユラが頬を膨らませ前で腕を組んでいる。
なぜだか可愛く見えて愛衣はクスリと笑う。
「客人かな」
ユウマはそう呟き愛衣の先を歩く。
来てるのを確認しながらタユラは社の裏へと向かう。
「神様だー!神様だぁ!」
「きたぁ!きたにょー!」
「助け、助けてー!」
「わ、わぁ!なに!?」
丸い形がたくさん目に入りそれが三人を囲む。
もそもそと動き、黒い小さな二つの点が浮かんできた。
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