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「僕たち!私たち!」
「ごめんね!ごめんなさい!」
ずーんと守り玉に重い空気がのしかかる。
愛衣はくすりと笑い、大丈夫だよ、と明るい表情を見せる。
タユラも守り玉に近づき、一つの頭を撫でた。
「それより、守り玉さん。僕に言いたいことあるんじゃない?」
「え?」
驚く愛衣。
守り玉は少しもそもそと動いてからユウマを見上げた。
「あのね、あのね」
「相談したい!したい!」
「……どんなことかな?」
あのね、と守り玉が本題に入ろうとしたーー
「す、すとぉっぷ!」
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