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「お願いです!愛衣!いや、愛衣様!私には出来ないことなのです!」
「出来ないって……。私にもできるかどうか……」
「出来ます!愛衣様なら必ず」
顔を上げ、タユラはにっこりと笑う。
どこからそんな確信が出来るの?
愛衣は不思議に思った。初対面の自分を信じて預けものをするなんて……。
「愛衣様はいつも私達の元へ来てくれましたし」
「タユラさんの所?」
いつも?もしかして学校のクラスメイト?でもタユラさんの姿らしい姿は見たことはない。
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