第1章

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 2 序章 (赤のはじまり)  わたしは 赤川洋子。 今の わたしは 北高校に 通っている 高校2年生の16才。 身長も 体重も ヒミツ。 だって 恥ずかしいから。 私自身 これからの 夢も 希望も あるけれど一回も 彼氏が できなかったことが 悔やまれて ならなかったんだ。 ファーストキスも 当然したことがないから憧れてしまう。 だけど 私自身には 大きな 欠点みたいの があって人の心の 奥まで すぐ見透かして しまうところが あってそれは 女子の友達とか 分かって くれる人には 分かってもらえるけど どうしても 男子には 煙たがられる というか ハッキリ言って そういうのは 気持ち悪がられるから ほとんど男子とは 口は ききたく ない。 だけど一人だけ この高校に 入ってから 2年生に なって やっと 気付いたんだけど 黒田くんっていう 表面的には 女子のこと 苦手っぽくしている 男子が いるんだけど 私には その黒田くんって いう男子が 本当は 誰にたいしても 優しくて いい人なのに 過去に 何か あったんじゃないのかなって わたしは 思ってる。 だから もっと よくよく 黒田くん とは 話せる機会が あれば チャレンジ したいんだ。 なんだか 気になる 男子は 一人だけかな 今のところは。 まあ 優しいだけじゃ他の男子と そんなに 違わないと 思うけどそれは まあわたし あせんない。 もっと よく知らないと 男子全員の ことを 本気で 嫌悪しちゃうから。 これが 赤川洋子こと わたしという 人間でした。 あと半月で 17 才に なっちゃう のに ちょっとだけ 悲しいけど 別にそれは それで仕方ないわ。
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