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「はいはい。分かったからヤメレ。あんまり言われると恥ずかしい」
私は照れ隠しに広武を制止した。
「桐子ちゃん赤くなってる。可愛い!」
「うっうるさいっ!黙れ。よく喋る男だな」
広武の口を抑えると、広武は息苦しそうに悶えた。
「とっ、桐子ちゃん、くっ、苦しいよぉ」
「広武が下らないことをいつまでも話すからだ」
「下らなくなんてないもん!!いつも俺を虐めて。あまり虐めてると桐子ちゃんの秘密バラしてやる」
「なっ!!あんたバラしたら、どうなるか分かってるよね…」
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