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「うーん…やってみようかなぁ」
「そうこなくっちゃ!!桐子ちゃんなら間違いなく、仕事依頼沢山来ると思うよ」
叔母は仕事を丁寧に説明しはじめた。
「難しいことは無いの。桐子ちゃんのサンプルボイスをここにあげて、依頼が入ったら、メールが届くから納期予定をお客様に知らせて、あとは録音ファイルをここにアップして、私にURLをメールで知らすだけ」
「言い忘れちゃったけど、お客様は私達が色々な本を読むように、色々な好みがあるから、官能小説の需要もあるのよ」
「かっ官能小説!」
私が慌てると叔母は更に慌てた。
「勿論、嫌なら官能小説はお受けしないように指定も出来るのよ。でも、官能小説は報酬も他の作品より良いし、色々な本を読みたいお客様にお応えすることにも繋がるの」
「じゃあ…官能小説もします」
「ありがとう。桐子ちゃん!!」
私の手を取ると強く握り締め叔母は喜んだ。
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