不運の訪れ

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「いや、昨日、なかなか寝つけなくて…」 「ああ、激しかったもんね、雷」 納得したように、側にある窓際を見つめる麗。 私も釣られるように空を見上げた。 澄みきった蒼が映える今日の空。 でも昨夜は本当に雷雨が激しくて…。 思い出すだけで震えそうになる。 そのくらい雷は大の苦手。
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