第1章

6/10
前へ
/11ページ
次へ
仕事に妥協なんて一切なし。 家事だってとことんこなして見せる。 男の意地をかけても! やってやろうじゃないか。 「子供達を、呼び戻せ。 俺が面倒を見る。」 嫁が、嬉しそうに頷いた。 あの笑顔を俺は忘れない。 どんなに貧しくとも、家族が一緒に暮らすのが一番。 俺が怪我をしてやっとわかった。
/11ページ

最初のコメントを投稿しよう!

16人が本棚に入れています
本棚に追加