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割と新しめなｱﾊﾟｰﾄの2階にある哲平の部屋。
哲平の後を付いて中に入ると、ｼﾝﾌﾟﾙで清潔感漂う空間が目に入って来た。
｢お邪魔しまぁす｣
白と黒を基調とした室内は綺麗に片付けられていて、桜はすっかり見とれてしまっていた。
｢どしたぁ？
ここのｿﾌｧｰに座っていいよ｣
｢あ、ごめんごめん！
綺麗な室内に見入っちゃってた！｣
｢あはは！
そうか？
寝室は起きっぱのまんまだから汚ねぇーよ｣
笑いながら答える哲平は、何だか楽しそうに見える。
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