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桜は立ち上がり、ドキドキをごまかしながら言った。
「ちょーっと早いかもしれないけど、準備始めていい!?」
「おっ、まじで?
じゃー早速お願いしまーす」
「はーい!」
そう言うと桜はそそくさとキッチンへ行き、晩御飯の準備に取り掛かった。
しばらくして、哲平好みの音楽が流れて来た。
哲平の車内で聞いてから、聞くようになったアーティストの歌。
遠くでは、哲平の鼻歌が聞こえる。
桜も心の中で歌いながら、軽快に料理を作る。
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