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第67章《柚葉》
目を覚ますと、直人さんが私の髪の
毛を弄ってました
「直人さん、おはようございます」
「ああ、おはよう」
直人さんを見上げてみると、いつもの朝の
エッチな直人さんの表情はなく、何だか
難しそうな顔をしています
「直人さん?どうかしましたか?」
「別に何でもないよ」と。
ことばでは、そういっているけれど
気になります。
私は、のそのそっと上半身を起こし
ベットサイドのテーブルに置いてある
ペットボトルのお水に口をつけました。
「直人さんも、飲みますか?」
「ああ... 欲しい。。。
柚葉飲ませて。」
寝そべっている直人さんは
起き上がる気配がありません。
「直人さん、少し起き上がって... 」
「くちうつしして... 」
「・・・」
えっ!?私には、そんな上級な
テクニックは ございません。
でも---
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