第67章《柚葉》

1/3
前へ
/1094ページ
次へ

第67章《柚葉》

目を覚ますと、直人さんが私の髪の 毛を弄ってました 「直人さん、おはようございます」 「ああ、おはよう」 直人さんを見上げてみると、いつもの朝の  エッチな直人さんの表情はなく、何だか 難しそうな顔をしています   「直人さん?どうかしましたか?」   「別に何でもないよ」と。 ことばでは、そういっているけれど 気になります。 私は、のそのそっと上半身を起こし ベットサイドのテーブルに置いてある ペットボトルのお水に口をつけました。 「直人さんも、飲みますか?」 「ああ... 欲しい。。。 柚葉飲ませて。」 寝そべっている直人さんは 起き上がる気配がありません。 「直人さん、少し起き上がって... 」 「くちうつしして... 」 「・・・」 えっ!?私には、そんな上級な テクニックは ございません。 でも---
/1094ページ

最初のコメントを投稿しよう!

6956人が本棚に入れています
本棚に追加