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その大きな黒目がちな瞳
その上目遣い
そのぷっくりした唇
そのピンク色に染まった頬
時間にしたら数秒だと思う
「・・・」
俺の心の中を覗こうとしているのか...
「俺の負け.. 柚葉さん、いただいてもいいですか?」
「?」
俺は柚葉を胸のなかにしまいこんだ
柚葉は、小さく「アッ!!」と言い
その後にぼそっと
「直人さん、召し上がれ。」
と囁いた
この柚葉ならではのチャーミングな
回答が俺のツボ
「フッ、君には叶わない... 」
俺は胸から柚葉を離し、甘い甘い
キスをする
「恥ずかしいこと教えるかな 」
柚葉は、体をピクッとさせた...
ワンピースの肩紐の結び目をスルッと
ほどくと
柚葉の右肩が露になった。
オロオロする柚葉...
俺は左の肩にまとまった髪の毛を
束ね後ろにし左の肩をあけた
左の肩紐をスルッとほどくと
背中が露になった
柚葉はワンピースの前を右手で
心細げに押さえている
左手には、ビールの空き缶
俺は柚葉の顎を持ちあげ口づけをした
柚葉は、冷蔵庫と俺に板挟みされて
動けない---
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