第66章《直人》

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俺は、優しく柚葉に話した 「柚葉、中村には関わらないように してくれ。 柚葉に、何か危険なことがあったら困る。」 「ふふっ、直人さんは過保護ですね。 私、大丈夫です。 それに、中村君には彼女さんがいますよ。」 俺はその彼女が、柚葉を押し倒した かもしれないなんて、この時点では 言えなかった。 柚葉の心を傷つけてしまうかもしれない 「何かあったときには、必ず言って くれよ。」 「ふふふっ、心配ないです。」 と、言って胸から片手を離し、 俺の頭をヨシヨシと撫でクスリと 笑った 撫でた手をとり、手首に「チュッ」と 音を立てキスをした。 それを合図に 「恥ずかしいことの続きだね」と、 指を1本づつ取り、俺は口先でペロリと 舐める 柚葉は小さく「.. ァッ... 」と、 声を漏らし 徐々に瞳は潤みだし、そのトロリ とした瞳が俺の喉元に視線を下ろした 柚葉はもう片方の手を俺に伸ばし 指先で喉仏をなぞった ハハッ、そうとう俺の喉仏が気に 入ってるのか.. いやらしい仕草。 半開きになった唇と、柚葉のトロリ とした瞳に俺はだんだんと欲情する---
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