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青木がひと仕事終え
俺のところに来た。
「澤木先輩、うちの社長を紹介するので少しお時間もらっていいですか?」と、聞いてきた。
「おお、わかった。」
俺は柚葉に向かって
「柚葉、悪いけどここにいて。挨拶したら
すぐ戻るから。」
「はい、大丈夫です。私のこと気にしないで
ゆっくりしてきてください。」と、微笑んだ。
「悪いな。。青木、行くか。」
「柚葉さん、すみません。」と、言葉をかわし
青木と一緒に会場の奥へ歩いた。
青木は歩きながら
「澤木先輩、柚葉さん、めちゃ可愛いすっね。
澤木先輩の女性遍歴にいないタイプですよねー。
おれも、柚葉さんみたいな子、彼女に欲しいー。」
俺は、青木の頭を小突いた
「痛え~」
******
思ったより話が盛り上がり
店に紅茶を置く提案に興味が湧いた。
前向きに検討する方向で話を終え
時計を見ると、柚葉を30分も放置していた。
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