第18章《澤木》

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青木がひと仕事終え 俺のところに来た。 「澤木先輩、うちの社長を紹介するので少しお時間もらっていいですか?」と、聞いてきた。 「おお、わかった。」 俺は柚葉に向かって 「柚葉、悪いけどここにいて。挨拶したら すぐ戻るから。」 「はい、大丈夫です。私のこと気にしないで ゆっくりしてきてください。」と、微笑んだ。 「悪いな。。青木、行くか。」 「柚葉さん、すみません。」と、言葉をかわし 青木と一緒に会場の奥へ歩いた。 青木は歩きながら 「澤木先輩、柚葉さん、めちゃ可愛いすっね。 澤木先輩の女性遍歴にいないタイプですよねー。 おれも、柚葉さんみたいな子、彼女に欲しいー。」 俺は、青木の頭を小突いた 「痛え~」 ****** 思ったより話が盛り上がり 店に紅茶を置く提案に興味が湧いた。 前向きに検討する方向で話を終え 時計を見ると、柚葉を30分も放置していた。
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