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あれ?さっきの所に柚葉がない。
俺は、あたりを見回し柚葉の後ろ姿を
見つけた。ベンチに腰かけている。
ん?隣に男が。
俺は、足早に柚葉のもとに歩いた
「柚葉、待たせたな。」
「澤木さ~ん、ぜ~んぜん待ってません~♪」
顔が赤い
目がトロンとしてる
「まじか。。柚葉、酒のんだのか?」
すると、男が
「紅茶酒なんですが、口当たりよくて、
女性に人気なんです。」と、営業をはじめだした。
「おまえ、彼女酔っぱらってんだろ。
無理に飲ませたんじゃねえの。まったく、
営業失格だろ。お客の表情とか読み取れよ。
青木呼べ」
と、俺は男に言った。
「柚葉、立てるか?」
「立てますよ~♪、でもね、澤木しゃん
私、眠たい。。。」
「おい、柚葉、ここで寝るなよ」
そこへ青木が慌てて
「澤木先輩、なんか後輩がやりましたか?
・・わあ!!・・・柚葉さん!」
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