第18章《澤木》

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あれ?さっきの所に柚葉がない。 俺は、あたりを見回し柚葉の後ろ姿を 見つけた。ベンチに腰かけている。 ん?隣に男が。 俺は、足早に柚葉のもとに歩いた 「柚葉、待たせたな。」 「澤木さ~ん、ぜ~んぜん待ってません~♪」 顔が赤い 目がトロンとしてる 「まじか。。柚葉、酒のんだのか?」 すると、男が 「紅茶酒なんですが、口当たりよくて、 女性に人気なんです。」と、営業をはじめだした。 「おまえ、彼女酔っぱらってんだろ。 無理に飲ませたんじゃねえの。まったく、 営業失格だろ。お客の表情とか読み取れよ。 青木呼べ」 と、俺は男に言った。 「柚葉、立てるか?」 「立てますよ~♪、でもね、澤木しゃん 私、眠たい。。。」 「おい、柚葉、ここで寝るなよ」 そこへ青木が慌てて 「澤木先輩、なんか後輩がやりましたか? ・・わあ!!・・・柚葉さん!」
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