第18章《澤木》

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ドアを開け、一直線にベットに運んだ。 俺は柚葉を寝かしつけ スヤスヤ眠る顔を覗いた 「柚葉、俺、ほんとの犯罪者になっちまうよ... 」 う~ん・・・ 柚葉は寝返りをうって、からだを丸めた 俺は、ジャケットを脱いで、ベットの 縁に腰かける まるで子猫だな。 「靴脱げよ」脱ぐわけないか。。。 靴を脱がし、ドアの方へ持って行こうと 立ち上がりかけたとき 俺のTシャツの裾が引っ張られた 見ると柚葉が俺のT シャツをギュッと  握りしめている 「ん?... 柚葉さん、困りますよ。」 俺は頭をかいた 「計算なしの小悪魔だよ。 この俺が、振り回されすぎ... 」 こんなことされたら、離れたくないだろ 俺は、柚葉の横に寝そべり 肘をついてしばらく柚葉を眺めてた ・・・・スヤスヤ眠る寝息。。 幸せそうに寝てるな... やべぇ、つられて睡魔が襲ってきたよ 柚葉は当分起きないだろう、30分だけ 寝かせてくれ このところの忙しくてゆっくり休め なかったから 柚葉の癒し効果は最強だよ 「柚葉、おやすみ」 俺は、柚葉の前髪をかきあげ額に キスをした これぐらいいいだろ...
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