遠回りの果てに…

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マスターはとても気さくで話し上手。 そして、店内の客と話をしながら手際よく料理も作り上げていた。 「マスター、かっちんも知ってるんだ?」 桜は哲平に問いかけた。 「うん。 かっちんと俺は仕事もずーっと一緒だからな」 「そうなの!? めちゃめちゃ長いね!?」 桜は哲平とかっちんの長い付き合いに、目を丸くして驚いた。 「うん。 たまにかっちんともこの店に来てたんだ」 「へぇー!」 「お待たせ~! スペシャルふたつだよ!」
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