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「夏に二人で会った時、昔も今も俺のこと好きだって言ってくれたじゃん?」
桜はドキッとした。
「う、うん…」
―まさかその話が出るなんて…。
何だろう…。
桜は一気に胸がドキドキし始め、震える手がバレないように、自身の左手を右手でぎゅっと握った。
「あの時もそれからも、俺はそれに対して何も言ってないけど、相沢もそれ以上は言ったことないよね」
「うん…」
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