17人が本棚に入れています
本棚に追加
/40ページ
ナギサ嬢は、別紙袋から服を取り出して。
「あと、ルームウェアも買ってきたから着てみて、」
「えっ!これピンクじゃあないですか!」
「わたしとお揃い、嫌なら裸でいなさい。」
孟は、やっぱりSだよ、と思っていた。
「イェイェ、至れり尽くせりで、ありがとうございます。ナギサさん、」
「あっそう、ラフなデニムもあるから、ヴィンテージもの、あの汚ないデニムよりいい物だから、気に入ってくれるかな、」
「はい、気に入りました、ありがとうございます。ナギサさん、」
「よし、素直でよろしい、わたしが選んだ愛人だけのことはある。」
「あっそうだ、ナギサさんの分のお寿司ありますよ、」
「えーっ、わたしの分、孟くんが全部食べて良かったのに、」
「えーっ、あれっ、一人分だったのですか!」
「そうだけど、なにか?」
「いえ、なんでもありません、あとこれ、お釣りです。」
孟は、ナギサ嬢にお釣りを渡して、「金銭感覚が違いすぎる」と思っていた。
これから、どうなって行くんだろう?
最初のコメントを投稿しよう!