監禁第1章

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ナギサ嬢は、今から浅草まで帰るのは大変だろうと言ってくる。 「良かったら、うちのマンションに来ない?デザート一緒に食べない、」 「えっ!いいんですか?」 「いいわよ、そうしないよ、伊集院さん、」 「あっそうだ、ボクのこと、孟でいいですよ、」 「そうじゃあ、孟くん、行きましょうか?」 「はい、ナギサさん、」 ラーメン代は孟が払って、ナギサ嬢と店を出る。 店員がニヤニヤしながら、「ありがとうございます。」意味深な笑いを浮かべる。 孟は、ナギサ嬢のあとをついて行くと、道路に違法駐車しているところに1人の男が立っていた。 ナギサ嬢は、その男から車のキーを受け取り、赤い車に乗り込む、助手席のウインドウを開いて。 「さぁー乗って、」 孟は、赤い車に乗り込んだ。
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