監禁第1章

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その赤い車が爆音のように発車する。 「この車、ナギサさんのですか?」 「そうだけど、なにか?」 「この車、フェラーリですよね、」 「フェラーリは、初めてかな?」 「はい、外車乗るのも初めてです。」 「そう、」 それから、フェラーリ独特の排気音が鳴り響き、川崎市内へと向かった。 そして、高級マンションの地下駐車場にフェラーリを停めて、エレベーターで13階のナギサ嬢の部屋に向かった。 「このマンションも凄く高そう、ナギサさん一人で住んでいるんですか?」 ナギサ嬢は、孟が何から何まで驚いているので笑っている。
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