19人が本棚に入れています
本棚に追加
孟は、玄関を通ってリビングに案内される。
間仕切りの無い広いリビング、全面ガラス張りで夜景が綺麗であった。
孟は、高級ソファーに座る。
ナギサ嬢は、奥のキッチンから、氷とグラスを持ってきてローテーブルに置く。
壁の棚にずらりと並べてあるウイスキーやブランデーのアルコール類が綺麗に整理されていた。
その中の、「ロマネコンティ」を持ってきてグラスに注ぐ。
「あのー、ボク、あまりお酒強くないんで、水割りにしてください。」
「あはは、ロマネコンティを水割りにする人初めて!」
そういいながらも、ナギサ嬢は孟の為に水割りにしてくれる。
「今日の出会いを祝って、乾杯!」
「はい、出会いにカンパイ!」
二人は、軽くグラスを当てて乾杯をした。
孟は、ゆっくりと氷が溶けるまでグラスを持ちながら、ロマネコンティをいただく。
ナギサ嬢は、平然とグラスを空けて二杯目のロマネコンティを飲んでいた。
最初のコメントを投稿しよう!