契約!

2/16
18人が本棚に入れています
本棚に追加
/40ページ
ナギサ嬢がリビングを出て行こうとして、 「あっそう、出前頼んであるから、これで払って、」 ナギサ嬢は、孟に二万円を渡す。 「じゃあ、行ってくるから、先に食べてていいよ、孟くん、」 「はい、行ってらっしゃい、ナギサさん、」 ナギサ嬢は、マンションを出て洋服屋へと向かった。 孟は、キッチンでお湯を沸かしていたら、玄関のチャイムが鳴る。 頼んであった出前である。 ナギサ嬢に貰った二万円から払う。出前のお寿司をキッチンに運ぶ。 「なんと!これって特上寿司ではないか!いつもこんなの食べているのか?ナギサさんは、」 しばらくすると、ナギサ嬢は両手に紙袋を下げてマンションに帰ってくる。 「一様こんなもんかな、これっ着てみて、」 ナギサ嬢は、一着のカジュアルスーツを着せてくれる。 「うんうん、なかなか決まったな、わたしが選んだだけある。」 ナギサ嬢は、一人で納得していた。
/40ページ

最初のコメントを投稿しよう!