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ナギサ嬢がリビングを出て行こうとして、
「あっそう、出前頼んであるから、これで払って、」
ナギサ嬢は、孟に二万円を渡す。
「じゃあ、行ってくるから、先に食べてていいよ、孟くん、」
「はい、行ってらっしゃい、ナギサさん、」
ナギサ嬢は、マンションを出て洋服屋へと向かった。
孟は、キッチンでお湯を沸かしていたら、玄関のチャイムが鳴る。
頼んであった出前である。
ナギサ嬢に貰った二万円から払う。出前のお寿司をキッチンに運ぶ。
「なんと!これって特上寿司ではないか!いつもこんなの食べているのか?ナギサさんは、」
しばらくすると、ナギサ嬢は両手に紙袋を下げてマンションに帰ってくる。
「一様こんなもんかな、これっ着てみて、」
ナギサ嬢は、一着のカジュアルスーツを着せてくれる。
「うんうん、なかなか決まったな、わたしが選んだだけある。」
ナギサ嬢は、一人で納得していた。
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