第1章御奉仕

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それから、孟は、服を着て奥様のベッドルームから抜け出す。 メイドさんに別室に案内されて、アイマスクと手錠を掛けられる。 車に乗せられて御屋敷から出て行く。 ナギサ嬢のマンションの前で解放される。 東の空がうっすらと明るくなっていた。 エレベーターに乗り、ナギサ嬢の部屋へと帰って行く。 ベッドルームに入って行くと、ナギサ嬢は寝ているようなので、そぉーっとベッドに潜り込む。 「うぅーっ、」と言って寝返りをうつ、 バシッ! 寝相の悪いお方だなぁと、腕を治してやり布団を掛けてやる。 バシッ! 「ナギサさん、起きているんでしょう、」 「あはは、ばれた、おはよう孟くん、」 「おはようございます、ナギサさん、」 「ダメだなぁ、朝帰り、孟くん、」 「はい、朝帰りしました、ナギサさん、」 「香水の匂いがするよ、孟くん、」 「えっ!」孟は、自分の身体の臭いを嗅ぐ。 「うっそ、素直だね、孟くんわ、」 「ナギサさーん!」(・_・;
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