第1章御奉仕

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奥様は、腰を動かし、手は扇子を扇いでいるかのようである。 その踊りみたいなものは何だろう? しばらく、拝見していたら、思い出した! そういえば、懐かしの映像で、見た事がある。 ボデコン姿で大きな扇子を扇ぎながら、お立ち台で踊ってるお嬢様たちがいた。 ウゥ~ん、あの人たちをなんと言うんだっけ? 孟は、そう思っていた。 そんなことも、構わずに奥様は踊りまくっていた。 奥様が気持ち良ければそれでいい。 ホストの役目を果たすだけである。 なんと奥様は、息切れしている。 そんな長い時間でもないのに……… と、孟は思っていた。 「奥様、交代しましょうか?」 「ありがとう、孟くん、」 奥様を仰向けにさせて、孟が上になる。 激しく………………運動……… あぁーぁっ、あぁーん♪ それが妙に厭らしく聞こえてくる。 ムード照明のせいでもあろうか?
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