第1章御奉仕

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それから、孟は、着替えてバスルームから出て行く。 メイドさんが案内してくれる。 なにぶん広い御屋敷だから、一人では迷ってしまう。 帰り際にお土産として紙袋を渡される。 ナギサ嬢に渡すもので、女性用と言ってた。 いつものように、手錠とアイマスクをしてステーションワゴンに乗せられる。 孟は、マンションの前で、解放される。 ナギサ嬢の部屋へと急いで帰る。 ナギサ嬢は、もう寝ているのであろう。 リビングにいつものワイングラスが無かった。 「あれっ、片付いている?」 いつもは、孟が食器類を片付けていた。 ナギサ嬢は、整理整頓ができない性格なのか? 片付けは、孟の役目であった。
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