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それから、孟は、着替えてバスルームから出て行く。
メイドさんが案内してくれる。
なにぶん広い御屋敷だから、一人では迷ってしまう。
帰り際にお土産として紙袋を渡される。
ナギサ嬢に渡すもので、女性用と言ってた。
いつものように、手錠とアイマスクをしてステーションワゴンに乗せられる。
孟は、マンションの前で、解放される。
ナギサ嬢の部屋へと急いで帰る。
ナギサ嬢は、もう寝ているのであろう。
リビングにいつものワイングラスが無かった。
「あれっ、片付いている?」
いつもは、孟が食器類を片付けていた。
ナギサ嬢は、整理整頓ができない性格なのか?
片付けは、孟の役目であった。
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