㊤ プロローグ

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「おまえの初仕事だ。頼りにしてるぞ」 そう言って、目の前の男は一枚の写真付き履歴書を、低いテーブルの上にパサッと置いた。 俺はそれを手にとり、じっと見てみる。 なぜか真っ先に、顔写真に目が行く。 ――綺麗な女だ。 素直に、そう思った。
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