第1章

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「なぁちょっと位遊ぼうよ~♪俺達が金は出すからさ♪」 「結構です。」 「そう言うなって~…な?」 と一人の男が水樹の肩に手を回すと水樹は躊躇無く鳩尾に肘を入れ男は苦しそうに顔を歪める 「このアマ!!優しくしてりゃ!!」 バシッ… 男が拳を振り上げ水樹は目を閉じると拳が当たることは無かった 「な、何だテメェ!?」 「…女の子に手は出したらダメでしょ?」 「女の前だからってかっこつけてんじゃねぇよ!!」 別の男が夜与に殴りかかろうとするが… 「や、やべぇ…コイツら遊奈の知り合いだぞ…逃げろ逃げろ!!」 と遊奈を見た途端に顔色を変えて走り去っていく 「夜与!?何してんの!?」 「何してんのじゃないよね?今何時?何で皆の連絡出ないの?父さんも母さんも心配してるよ?」 「ケータイ無くしちゃって今日行ったお店に確認しに回ってたの!!」 「そーゆうことかぁ…はぁ…」 「ご、ごめん…ケータイ借りて連絡しとけば良かったね…」 「まぁ無事なら良いよ♪あ、母さん?水樹居たよー?ケータイ無くしちゃって探してたんだって♪え?かわる?」 「もしもしお母さん?ごめんね…ケータイ無くしちゃって…うん…お父さんにも謝っといて…うん」 「何だって?」 「無事なら良いよって…夜与も居るならもう少し遊んできても良いよって」 「え!?マジで!!」 誰よりも遊奈が反応するが 「いや、帰った方が良いよ♪皆の両親も心配してるよ?ね?」 夜与の笑顔に全員が頷く 「ウチ帰る所無いしー…」 「え?…じゃあウチに泊まりな♪危ないから」 「よし、帰るぞ…はい解散!!解散!!」 「皆の家は近いの?」 「この子達はウチの近くだよ?」 「じゃあ送ってこっか♪」 夜与達はそれぞれの家に送ると自宅に戻り 「ただいま~♪」 「ただいまー」 「お邪魔しまーす♪」 「心配したぞ水樹!!…どちらさんかな?」 「俺の知り合い何だけど…色々あって帰る所無いからウチに泊める」 「ふむ…名前は?」 「遊奈です♪」 「上がりなさい…晩御飯は食べたのか?」 「私お腹減った~…」 「あ、じゃあ頂きます♪」 夜与は木刀を戻し居間へと行き
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